オニヤンマのような立派な体格の大型のトンボで、どちらも腹部の先端にうちわ状の突起があるのでこの名前。
堤防道路や市場溜で観察されます。
ウチワヤンマは「うちわ」に黄色い模様が入りますが、タイワンウチワヤンマにはそれがないことで区別できます。
ウチワヤンマは昔からの公園の住人ですが、温暖化の影響か、近年南方系のタイワンウチワヤンマが定着するようになりました。
公園では、ウチワヤンマは6月くらいに現れ、タイワンウチワヤンマはこれより遅れて8月くらいから登場します。
どちらも水辺に突き出た植物の先端に止まって縄張りを監視するので、この2種のニッチは重なっているようです。
ウチワヤンマにとってタイワンウチワヤンマは邪魔者でしかないと思われますが、不思議なことにタイワンウチワヤンマが現れるとウチワヤンマは争うことはせずに、どこかに姿を消してしまいます。

ウチワヤンマ

タイワンウチワヤンマ
