タカサゴユリの花

また、タカサゴユリの季節がやって来ました。

夏になると、高速道路の法面などに繁茂して、侵略的外来種としてすっかり悪役が定着した感があります。
しかし、植生の管理をしている者の感覚で言えばさほどの被害はなく、侵略的といってもオオキンケイギクやセイタカアワダチソウの方が桁違いにしつこく執拗です。

花が美しいもので、刈り残されたりすると増えていきますが、花のうちに刈り取ってしまえば何ほどのこともありません。公園では低木の植え込みの中など、刈払い機を免れた個体があちこちから顔を出しているほかは、めったに除草の手の入らない林縁や水路脇などで細々と暮らしています。

管理事務所の外構の植え込みにも登場しましたが、とりあえず見苦しくないので今はお目こぼしにしています。そのうちに図に乗り出すようならお灸をすえてやります。

 タカサゴユリの詳細はこちら(国立環境研究所HP)

管理事務所植え込みのタカサゴユリ

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